日本のエロティックカルチャーを紹介するフランス人 アニエス・ジアール

昨年末フランスで発売された「Les histoires d’amour (日本の愛の物語)」という日本の愛の文化について書かれた本の著者でフランス人ジャーナリストのAgnès Giard(アニエス・ジアール)さんが、フランスのテレビ番組でこの本のことについて話しています。動画には、本の内容もあります。
http://japinc.org/invitee-culturelle-du-jt-sur-la-tsr_838
アニエス・ジアールさんが前回発行した「エロティック・ジャポン」のAmazon商品説明によりますと、
「ロリコン、援助交際、セクハラ、制服、人形愛、コスプレ、メイドカフェ……日本人でさえ理解しきれない奇妙で豊饒な性文化を論じる、気鋭のフランス人女性による大胆な〈性の日本論〉! “日本のエロティック・カルチャー”は世界からどう見られているのか?気鋭のフランス人女性ジャーナリストが論じる、あまりに奇妙で、あまりに豊饒な日本のエロス的イメージ。現代アートや浮世絵、風俗雑誌など、約300点にのぼる図版を収録。 」
とありますので、今回のも近い内容みたいで興味深いですね。
Les histoires d'amour au Japon : Des mythes fondateurs aux fables contemporaines
Prix conseillé : EUR 49,00
Prix : EUR 46,55
Relié: 352 pages
Editeur : Glénat (21 novembre 2012)
http://www.amazon.fr/Les-histoires-damour-Japon-contemporaines/dp/2723472388
エロティック・ジャポン (原題 : L'Imaginaire érotique au Japon)
単行本: 360ページ
出版社: 河出書房新社 (2010/12/18)
発売日: 2010/12/18
価格\3,990
http://www.amazon.co.jp/dp/430924534X
HONZ おすすめ本レビュー - アニエス・ジアール『エロティック・ジャポン』@ミステリマガジン4月号
http://honz.jp/2529
Agnès Giard(アニエス・ジアール)
フランスの女性ジャーナリスト。1969年、フランス・ブルターニュ地方のヴァンヌに、哲学教師の父とリベルタン文学の専門家である母の間に生まれる。モロッコ、カメルーンなどの北・西アフリカなど、幼少期をアフリカ大陸で過ごす。アフリカ時代から三島由紀夫などの日本文学や漫画に傾倒。17歳でパリに上京し、名門リセのフェネロンに編入。パリ第3大学で近代文学の修士号を取得後、高等情報通信科学学校を卒業(修士論文は「フランスのプレスから見た日本アニメの暴力性」)
Agnès Giard Blog
http://agnesgiard.over-blog.com/
EROS IN JAPAN
日本のインタビュー記事
「【独女通信】フランス人ジャーナリストが日本人女性にエール!」
http://news.livedoor.com/article/detail/3332822/
他にも日本で販売されたアニエス・ジアールの本。
フェティッシュ・モード―Fetiche et bizarre photog (ミリオンムック)
出版社: ワイレア出版 (2003/08)
発売日: 2003/08
http://www.amazon.co.jp/dp/4813007643/
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